バルコはフュージョンコンセプトによる、
高効率な画像診断を提案します。
本製品は仕切りの無い30.9インチのワイド画面を採用し、多様なモダリティ画像を1画面表示に対応したFusionコンセプトの最新機種です。弊社は医療従事者の画像観察効率化を実現する製品設計に取り組んでおり、2007年に世界初6MPワイドフォーマット表示の「Coronis Fusion 6MP DL (MDCC-6130)」においてFusionコンセプトの製品をリリースいたしました。
また、本製品はフラッグシップモデルである12MPカラーディスプレイ「Coronis Uniti」で培ったカラー画像表示の再現性向上機能と、画像観察支援機能の多くをサポートしております。

30.9インチ・ワイドフォーマット仕様の液晶パネルを採用
ワイドフォーマットの画面を採用しました。効率よく柔軟な画面レイアウト表示に対応し、より快適な画像診断環境を提供するオール・モダリティ医用画像表示ディスプレイです。
キャリブレーション推奨輝度600cd/m2を業界最長※40,000時間保証
高度なバックライトコントロール技術により、キャリブレーション推奨輝度600cd/m2を業界最長※1の40,000時間(5年間)保証し、長期間安定した表示環境をサポートします。
スムーズなセーリングを実現するRapidFrame™
鮮明で焦点の合った動画を保証する※2 RapidFrameTM テクノロジーは、LCD パネルの超高速遷移速度と組み合わせ、ボケを抑えた画像を視認することができ、わずかなディテールまで比較的容易に検出できるため、ワークフローの速度を高めることができます。 RapidFrame™と特許取得済みの均一性補正技術を組み合わせることで、細部の診断をより簡単に確認することができます。
SoftGlow™(間接照明)を搭載した薄型設計
筐体背面および画面下部に照度調整が可能なLEDライトを配置し、暗室環境下においても目の負担を最小限に留めます。
Steady Color™(リニアカラー表示)対応
カラー画像のリニア特性を反映し、ディスプレイ個々の色域から階調1ステップ毎の知覚的な色差が均等になるよう調整を行うことで、カラー画像表示の再現性を向上させました。また、モノクロ画像表示時にはDICOM GSDFに自動的に表示を行うため、いかなる場面でも最適な表示環境を提供します。
2台のワークステーションを切り替え可能なKVM機能を搭載
KVM機能を有効にすると、2つのワークステーション間でビデオとUSB接続双方の入力デバイスを切り替えることが可能です。複数台のディスプレイ環境における画像診断環境の省スペース化を図り、設備投資を節約することができます。
常時画面補正を行うi-Guard™センサー搭載
ディスプレイの品質管理にも対応した、輝度・階調の常時自動補正を行うi-Guard™センサーをモニタ前面に搭載し、常に最適な画面表示環境を提供します。
※1 当社調べ(2019年10月時点)
※2 Marchessoux, C., et al. (2011)